ライブ肖像画のデモンストレーション・その1、小畑麻衣さんとの出会い

uncletell+lpp2011-09-25

 ライブ肖像画家の久保田喜正は、時々、街頭で、駅前で、公園で、さまざまのところでライブ肖像画を壁などに何枚かはってデモンストレーションを行う。密着取材ライターのアンクルもむろん何回かそれに立ち会っているが、これもなかなか楽しい。

 文字通り、デモンストレーション・PRなのだが、新しい出会いを求めて、モデルにならないまでも、関心を持って声をかけて来る人とのやりとりも楽しい。張った肖像画が見える横を通り過ぎる人々を観察するのも面白い。人は誰しも本来、楽しいこと、面白いことは大好きな筈、実にひとさまざま。大いに野次馬根性歓迎なのだが、素直に関心興味を示す人、興味はありそうだが無関心を装う人、一瞥だにぜず我関せずの人。

 これは、その人の個性が一番大きなファクターだが、下町・繁華街・郊外・農村部などの土地柄、県民性、国民性による差も。久保田氏と、さしずめ引っ込み思案が多いわが信州などは、関心度指数はかなりランクが下だろう、またニューヨークとかイタリアの町ですればたちまち人だかりだろうと、話している。

 10年秋、松本・日時計公園近くのブロック壁に二人で肖像画を張ってデモンストレーションしていたら、向かいの松本衣デザイン専門学校クラブショップ店長の小畑麻衣さんが、写真撮ってもいいですかと声を掛けて来た。これが、その後、久保田氏が衣デザイン専門学校の学生を何人かライブ肖像ペインティングするきっかけとなった。麻衣さんは、誰に対しても実に人当たりのいい笑顔がチャーミングなステキな娘さんだった。11年3月卒業して東京へ。