松本市美術館でのライブ肖像ペインティング・その1、kaikoさんを描く

 画家・絵本作家の久保田喜正は、アンクルの高校同窓の友人である。彼は7年ほど前からライブ
肖像ペインティングというのをやっている。カフェで、居酒屋で、公園で、街頭で、出会った人を
その場で約1時間ほどかけて、コミュニュケーションをはかりながら肖像画を描くのである。ライ
ブ肖像ペインティングとは、彼の命名。世界で最初にやりはじめたと言っている。人とのコミュニュ
ケーション力が、なにより成就のカギになるので、画家なら誰でも出来るというワザではなさそうだ。

 アンクルも2年ほど前から、同行密着取材と称して彼のサポートをしている。一緒にコミュニュ
ケーションを楽しみ、ブログにアップ、発信もしている。若い女性を描くケースが多いが、わきあい
あいと話を交わし、ライブの様子をカメラに治め、お絵かきにモデルと一緒に参加し楽しむ。これが
実に楽しいのである。いきいきするのである。なお、画伯というのは、画家の尊称であるが、彼の
場合は、通称、あだ名でもある。

 さて、画伯氏、夏も終わりに近い某月某日、アンクルのネット友人・ナビ友(シニアナビという
ネット親睦団体を通しての友人・知人)のkaikoさんを描く。画伯氏とkaikoさんとは初対面だったが、
ちょっと話を交わし打ち解けると、すぐ描き始める。この辺はさすが、1000人以上描いて来た経
験、機微やタイミングを熟知している画伯氏である。

 キャンパスは例によって伸縮自在のその日の新聞紙。絵の具は油彩のような効果も期待出来る
オイルパステル。画伯氏、モデルのkaikoさん、アンクルの3人で小1時間のライブ肖像ペイン
ティングを一緒に楽しんだ。


 美術館のパブリックスペースでライブ画スタート、先ず大きく顔の輪郭を...


 ギャラリーも入れ替わり、”面白そうと...”覗き見る...

 モデルさんのお絵かきに参加、キャンパスが大きいのでモデルの協力は欠かせない..


 前庭の草間弥生の巨大オブジェの前で、記念スナップ、kaikoさん、画伯氏、アンクル

 中庭の芝生で、画伯氏はお得意のくつろぎポーズ、kaikoさんはちょっと目をつむってしまった
取材・2011年8月27日