道祖神祭りの立御柱を取材・1、「2016・思い出の日々・印象の人々」

 前から実物を見たいと思っていた道祖神祭りの立御柱が、句友の東月さんの住む三郷一日市場にいくつかあるというので、現地の案内をお願いして取材。実際に回ってみて、地元の人でなければなかなかわからないところにあり、ガイド役の東月さんに感謝。なお、東村の御柱の位置はあちこちしたがわからなかった。また、最後に行った豊科高田の御柱については後日アップ予定。

  松本平から安曇野には、正月の行事として、「三九郎」(ドンド焼き)と、全地域というわけではないが、道祖神の「御柱」というのががある。道祖神御柱は、各地区ごとに行われるが、1月1日早朝に建てる地区から、1月10日過ぎに建てるところまであるようだ。ネット等を見ると、28地区あり、松本市では、波田地区に3箇所、内田地区・南内田(塩尻市)地区に10箇所、梓川地区に2箇所、安曇野市三郷地区に7箇所、堀金地区に1箇所、豊科地区に2箇所、穂高地区に3箇所があるとか。

 集落の戸数により、規模が異なりその意匠も地区ごとにすべて異なることが面白い。地区はずれの道祖神の辻に建てられることが多いが、その場所もかわってきているところも。


 東月さんの住む下町地区の御柱。一日市場公民館、明盛神社となりにある。案外シンプル。

 中町の御柱八十二銀行三郷支店から歩いてすぐ。紙飾りはいっぱいだが高さは小ぶり。

 上町の御柱。下町・中町のものより高くりっぱな感じ。

 「2016・思い出の日々・印象の人々」

5月21日、松本平タウン情報に載っていた、浅間温泉の下宿・シェアハウス、「篶竹(すずたけ)荘」におんせんブックスの越智風花(おち ふうか)さんを取材を兼ねて初めて訪ねる。私が寄付した「チボ‐家の人々」(ロジェ・マルタン・デュ・ガール著) を持って番台に座るオーナーの越智風花さん。

 11月3日、しましま本線イベントでの風花さんとアンクル。5月のおんせんブックス訪問以来、彼女の主催あるいは関係したイベントを含めて昨年は5、6回遭遇することとなった。暮れ、縄手のたい焼き・ふるさとでアルバイトをしているのを発見した時はびっくり。風花さんは四国出身、今春卒業予定だが信州大学経済学部の学生である。卒業後も信州人になるらしい。彼女が2016・印象の人々の第一かもしれない。